家族向けや仲間内だけのホームページにしたい場合、見られないようにすることができます。
今回は、全ページを見られないようにする方法を紹介します。
手順
次のような手順を取ります。
1.検索エンジンで非表示に
2.プラグイン「Groups」
3.各ページにも「Groups」
4.アイキャッチを非表示
1〜4と進むにつれて、強固になっていきます。
1.検索エンジンで非表示に
検索しても引っかからないので、まず見られない。
(しかし、もしアドレスが分かると見られる。)
2.プラグイン「Groups]を使う
トップページに設定する。
メニューも表示されなくなるので、他のページもまず見られない。
(しかし、もし各ページのアドレスが分かると見られる。)
3.各ページにも「Groups」の設定
ただし、どのページもアイキャッチ画像は見られる。
4.アイキャッチ画像を非表示に
アイキャッチ画像は無難なものにするか、
phpにコードを書き、アイキャッチ画像も非表示にする。
検索エンジンで非表示
検索されても表示されないようにするのが、まず大事です。
「設定」の「表示設定」で、「検索エンジンでの表示」の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れておきます。
ただし、これでは完全とは言えません。
検索エンジンでは見つからなかったとしても、アドレスを知っていれば表示されてしまいます。
完全に非公開にする
プラグイン「Groups」を使う
このGroupsは、管理者が手動で参加者の権限を振り分けていくタイプです。
まず、プラグイン「Groups」をインストールし、有効化します。
ユーザー登録
まず、WordPressにユーザーを登録します。
グループの割り当て
ユーザーに「チェック」を入れて、グループ(今回は「Registered」)を割り当て、「Add to group」にして、右にある「Apply」のボタンをクリックします。
これで、グループに加えることができました。
各ページを非表示に
各ページを「Registered」のグループのみ見られるようにします。
固定ページでも投稿ページでも、右側に表示される「設定」で、「Groups」を「Registered」にします。
これで、そのページは、「Registered」のメンバーにしか見られなくなりました。
(後からでも設定できます。)
トップページには、メニューも表示されなくなるので、他のページに移ることはできません。
これで大丈夫とも言えます。
しかし、これも各ページのアドレスが分かってしまうと、表示はされます。
万全を期すなら、各ページごとに、先程の「Registered」を設定していきます。
※投稿の際は、その度に設定する必要があります。
アイキャッチ画像を非表示に
ここまでやってきましたが、それでもアイキャッチ(上に表示させる画像)は表示されてしまいます。
ですので、アイキャッチ画像は無難なものにするか、次の方法を取るとアイキャッチも非表示にできます。
404で設定した画像に
phpに下記のようなadd_filterのコードを書き込みます。
(WordPressのテーマは、snow monkeyを使用しています。)
//かつログインしていない時、かつ固定ページと一覧ページを404で設定した画像にする
add_filter(
'snow_monkey_pre_page_header_image_url',
function( $url ) {
if ( is_404() || ( is_archive() || is_home() ) && ! is_user_logged_in() ) {
return '';
}
return $url;
}
);
return の ”の間に、メディアライブラリの画像のアドレスを貼れば、その画像をアイキャッチとして表示させることはできます。
例.
return ‘[https//~~サイトアドレス~~/wp-content/uploads/~~~]’
まとめ
1.検索エンジンで非表示に
2.プラグイン「Groups」
3.各ページにも「Groups」
4.アイキャッチを非表示
1〜4と進むにつれて、強固になっていきます。
しかし、ネットに絶対はないので、そのことを忘れずにホームページを作ってください。